今週の日経平均株価は8月5日に過去2番目の下落率12.4%を記録しました。
ここ数年の金融緩和で日経平均自体が上がってきており、1000円台の上げ下げはもう珍しくなくなってたものの、一日で4000円以上の下落はなかなかのインパクトがありました。
暴落は大歓迎
私の投資スタンスは長期投資前提で、インデックス投信積み立て&個別株の長期保有です。インデックス積み立ては老後資金と考えています。売却するのは60代前後、少なくとも私の労働収入が無くなった頃です。
つまり今はなるべく安く買えればよい=暴落歓迎なのです。
個別株については老後も保有し続け、配当収入を生活の足しにする予定です。こちらも当然、売却の予定はないので暴落は大歓迎なのです。
今回できたこと
今回は安く買えるチャンスだったのですが、最大のチャンスだった8月5日は個別株を少し買った程度で、「がっつりチャンス掴めた」ということはありませんでした。というのも「さらなる下落も有り得る」と考えていたため、余剰資金が無くなってしまうのは避けたかったのです。
とはいえずっと高値圏だった今年において、割安で買えるチャンスであったのは間違いありませんでした。
結果的に翌日の8月6日は大幅に値上がりし、その後も大きく下げることはなく1週間過ぎたため、8月5日が最大の買い場だったということになりました。
X(旧ツイッター)の投稿を見ると、投資歴の長い人ほど今回の暴落で強気に購入出来ていたように見えました。
今回の暴落は日銀の利上げと、米国の雇用統計の結果が良くないことが重なった結果と言われていますが、実力ある投資家の方はこの程度の要因であればここから大きく下げる可能性は少ない、という判断ができたのでしょうかね。私はそこの判断が正確には出来ず、まだまだ経験不足を感じるところです。
とはいえ今回の暴落では含み益はだいぶ消し飛んだものの、あくまで今年の最初の頃の水準に戻っただけであり、焦らず、少ないながらも割安の株を追加購入するという行動を起こせたことを収穫としたいと思います。
今後の展開
今回の暴落はいったん落ち着きかけていますが、また何かがきっかけで暴落が起きるかもしれません。秋には米国の大統領選もあるし、日本の総理交代も有り得そうなので、まだまだ興味深い展開が続きそうです。
もしまた暴落が起きた時には落ち着いて、今回のように少し追加で買い足すぐらいの対応が出来たらいいと考えています。
配当株投資の良いところは、配当の金額と利回りに主眼を置いており、含み益を気にしてないので暴落時にメンタルを強く保ちやすいことですね。もともとそれを配当株投資をやる理由の一つとしていましたが、今回全く動揺しなかったことで実際に効果を実感できました。
これからもインデックス投信&個別株投資の2本柱で投資を続けていきます。
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