投資に興味を持った頃の話(1)

マネー

投資の話です。
私が投資に興味を持って、実際に始めてみた頃のお話。

きっかけ

私がまだ駆け出しの若手社員だった頃、同じプロジェクトのチームで働くの1コ上の先輩(といっても他社の方)と飲みにいったときのこと。

「この本はすごいよ。世界が変わる」と言われて勧められた本があって、それが「金持ち父さん、貧乏父さん」という本でした。

「金持ち父さん、貧乏父さん」は超有名な本で、投資本ではなく、お金に関する考え方について書かれた本です。

概要としてはこの本の主人公(著者)には実のお父さんがいますが、実の父はサラリーマンとして働いて、地道にコツコツ貯金するといった「労働者タイプ」の人でした。
一方、親しい友人の父はビジネスを自分で立ち上げ、労働者を雇う側にいることを考える「事業者タイプ」でした。

そして言うまでもなく、実の父より友人の父の方が圧倒的にお金を稼ぎ、生活を豊かにするためのお金の使い方を熟知していたことから、お金について学べることの多い、この友人の父のことを「金持ち父さん」と呼び、あまりお金の使い方が上手でない実の父のことを「貧乏父さん」と呼んで、二人の父さんのお金の使い方を対比しながら、自分なりに学んでいくという小説っぽい感じのお話になっています。

この本を読んだ私は深い感銘を受け、「会社で労働なんぞしてる場合じゃねええ」と思ったのですが、さすがに脱サラする勇気はなく、とりあえず投資をしてみよう。と思ったわけです。

当時の経済状況

私が投資をはじめたのは2009年頃で、ちょうどリーマンショックが起きた直後だったので、日経平均が10000円前後(現在は39038円)、米国のS&P500は1100くらいでした(現在は5347)。

今思えば、めちゃくそいいタイミングではじめてますね。金融危機でもう下がりようがないくらい株価は下がってますから。この状況で投資を始めて損する人間はほぼいないんじゃないでしょうか

と言ってもそれは結果論で、実際にこの状況に直面してるときは「もっと下がるかも」という心理でなかなか買えないもんですけどね。

ただ、当時の私はそんな知識は皆無で、「とりあえず株を買ってみるぜー!」としか思ってませんでした。

はじめて買った株

詳細はもはや覚えてないのですが、とりあえずネット証券というものがすでにあって、楽天証券に口座開設しました。そしてはじめて買った銘柄が「ビックカメラ」の株です。

私は当時、神奈川に住んでいたのですが、駅近くにあるビックカメラが結構好きでよく行ってました。ビックカメラの株には「株主優待」というのがありまして、株持ってるだけでなんかもらえるんですよ。ビックカメラの株主優待は年間に3000円分の商品券がもらえるというものでした。
配当もあり、当時は1000円くらいだったと思います。

当時のビックカメラの株価は約30000円でしたので、30000円分の株を保持してるだけで毎年3000円分の商品券と現金1000円もらえるわけです。

正直おいしいよね。しかも好きな会社だし。ということで購入。

ビックカメラの株は2024年現在も継続して保有しています。

話が長くなってきたので、また次に続きます。。

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