前回の続きです
ふとしたきっかけから投資を始めて、ビックカメラ株を当時3万円で購入しました。
前回の記事はこちら↓
はじめて買った株のその後
ビックカメラの株価は2024/6/15現在159900円(100株あたり)となっています。
株主優待は2年以上保持することで商品券が年間3000円→5000円分に増額します。
そして配当は1000円→現在2100円に10数年かけて徐々に増配。
ということで、当時3万円で買った株をもっているだけで、毎年3000円~5000円分の商品券と、1000円~2100円の現金を14年間もらい続けております。
さらに株価は現在約16万なので、もし売れば13万円程度の利益となります(売らないけど)
これは一例ですが、リーマンショック以降はかなり恵まれた相場であり、ビックカメラだけでなく
同じかそれ以上の恩恵を株主にもたらした銘柄は数えきれないくらいあります。
「株はリスクが~」と言われることもありますが、それ以上のリターンの見込みがあり、且つリスクが許容範囲(生活に影響ない程度)ならやってみる価値あると思います。
今になって思う事
というわけで、初めて購入した固有株であるビックカメラ株は大成功だったわけですが、今振り返ってみて、このチョイスは非常に良かったと思える点が2つあります。
利益がたくさん出たから。ではないです。
まず一つ目は「好きな会社だった」ということ。
好きな会社なので、少々株価が下がってもそんなに気にならず、ポジティブな気持ちで持ち続けられました。もし知らない会社で株価などの指標だけ見て購入していたら、株価が下がった時にストレスになっていたでしょう。売りたくなってたかもしれません。
二つ目は「配当や株主優待が充実しており、所持してるだけで恩恵を感じられた」ことです。
これも同じく、株価が下落しても売りたくならない要因になりました。
このように、下落局面でも売りたくならないような要因があったことで長期的に保有することができ、結果的に大きな恩恵を受けることができました。
そもそも株価というのは上がったり下がったりしながらも、長期的に見れば右肩上がりの傾向があります。ここ10年間で、持ち続けたけど損益がマイナスだった株より、プラスだった株の方が圧倒的に多いはずです。
つまり10年単位で持ち続けると、多くの場合はプラスになるのですが、実際にやった経験が無いと本当にそうなるとは思えないものです。
私はこのビックカメラ株で長期保有の効果を実感することができ、また長期保有するためには前述した「好きな会社」「配当・優待が充実」などがあれば心理的にストレスが少ないということまで経験でき、貴重な成功体験を得られました。
投資する際は「利回り」つまりどれだけ効率よくお金を儲けるか、を注視しがちですが、我々は人間なのでなかなか理論上の最適手を取れないものです。
なので、長期投資すれば安定して儲けが出る確率が高いわけですから、「どうやったら続けられるか」を重視して投資するのも良いと思います。
まとめ
今回は私が投資に興味を持ったきっかけと、始めて購入した株である「ビックカメラ」の投資結果やそこから得られた経験を語りました。
投資を始めたきっかけも、その後の展開も、はっきり言って運がよかったなと思います。
先輩に本を勧められなければ、投資を始めてなかったかもしれないし、たまたま相場がよくて成功体験できたから続けてるけど、大損こいてたらやめてたかもしれません。
とはいえ、何事もそんなもんかもしれませんね。
人とのつながりや新しいことを始めるのは、自分を良い方向に変えられる可能性があり、とても大事なことです。年齢を重ねると共に行動力が落ちてきてますが、意識して大事にしたいと思ってます。
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